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2021年07月26日
【休眠預金】「福島県における被災者の心の健康とコミュニティを守る」2次 公募結果のお知らせ
ふくしま百年基金は「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律(平成28年法律第101号)」(休眠預金等活用法)に基づき、指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が実施する2020年度通常事業の資金分配団体公募に応募し、選定されました。「福島県における被災者の心の健康とコミュニティを守る」をテーマに、福島県内において東日本大震災・福島第一原発事故による被災者・避難者のケア等にあたる実行団体(NPO等民間公益活動団体)の2次公募しましたので、その結果をお知らせいたします。
■選定団体(順不同)■
団体名 | 一般社団法人Teco |
活動対象地域 | 福島県いわき市 |
事業名 | 被災者の孤独・孤立防止と地域コミュニティ創生事業 |
事業概要 | 発災後10年を迎えたいわき市内の11の復興公営住宅に対して、個別訪問を通じた状況把握を通じて、各住宅団地コミュニティにおいて必要な支援を組み立て、外部の支援をつなぐ支援事業を行う。
また、各住宅団地のコミュニティ力を引き出し、出来ることは住民自らで行う等、キーマンの掘り起こしと自治会運営補助等を行う。 |
選定理由 | 10年を区切りとして公的・民間の様々な支援活動が休止や停止となる状況下において、現状の把握と必要な支援の再構築を図ろうとする事業の必要性が高く評価された。 |
団体名 | ふくしまこども食堂ネットワーク |
活動対象地域 | 福島県 町村部・浜通り地域 |
事業名 | 福島県内の町村部・浜通りのこども食堂を通じたネットワーク形成事業 |
事業概要 | 従来の子ども食堂の活動モデルにとどまらず、メンタルヘルスや地域の社会福祉資源と接続するための積極的な地域の支援拠点として子ども食堂を、浜通りにおいて3か年で9か所を当初は直営で事業実施を行い、その上で地元に運営移管をはかる。そのために、人材育成のための研修等を実施する。 |
選定理由 | 浜通りにおいて、震災の影響のみならず、コロナ禍等の影響により社会的・経済的にも孤立・困窮をしている親子・家庭に対し、積極的なメンタルヘルスの向上を目指す事業として評価された。ぜひ従来の活動モデルをこえて、福島モデルの創出を目指して頂きたい。 |
■選考過程■
2021年4月28日 申請受付開始
2021年5月21日 公募説明会(オンライン開催)
2021年5月17日~6月7日 個別相談会(オンライン開催)
2021年6月28日 申請受付締切
2021年6月18日 選考委員会①実施
2021年7月6日 選考委員会②実施
■選考委員■ ※五十音順、肩書は当時
安達 忍 様
池座 剛 様(認定特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム 地域事業部)
田村 太郎様(一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事)
桃井 真帆様(福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター 特命准教授)
※選考のプロセスにおいて、各選考委員の利益相反の恐れがある申請団体があった場合、該当団体の選考から外れるよう、事前に申告いただく対応をしました。
※助成予定額内訳は、実行団体よりご提出いただきました事業計画書・資金計画書に基づき算定しております。
■申請団体(順不同)■
団体名 | 特定非営利活動法人いわき自立生活センター |
活動対象地域 | 福島県いわき市・南相馬市 |
事業名 | 被災地の生活困窮者への食糧配布事業 |
事業概要 | いわき市内等の生活困窮者への支援、並びに原発事故による被災者・避難者を対象に、食料支援を行う「フードバンクふくしま」を立ち上げる。活動拠点の創設、並びに定期的な食糧配布、そして相談コーナーを設け、社会支援が必要な人は関係機関につなぎ、孤立と困窮した状態からの脱却をめざす援助を行う。復興公営住宅ではコミュニティ交流員等と連携し、独居家庭・引きこもり・高齢世帯への訪問のツールにも活用する。 |
団体名 | 一般社団法人Teco |
活動対象地域 | 福島県いわき市 |
事業名 | 被災者の孤独・孤立防止と地域コミュニティ創生事業 |
事業概要 | 発災後10年を迎えたいわき市内の11の復興公営住宅に対して、個別訪問を通じた状況把握を通じて、各住宅団地コミュニティにおいて必要な支援を組み立て、外部の支援をつなぐ支援事業を行う。また、各住宅団地のコミュニティ力を引き出し、出来ることは住民自らで行う等、キーマンの掘り起こしと自治会運営補助等を行う。 |
団体名 | ふくしまこども食堂ネットワーク |
活動対象地域 | 福島県 町村部・浜通り地域 |
事業名 | 福島県内の町村部・浜通りのこども食堂を通じたネットワーク形成事業 |
事業概要 | 従来の子ども食堂の活動モデルにとどまらず、メンタルヘルスや地域の社会福祉資源と接続するための積極的な地域の支援拠点として子ども食堂を、浜通りにおいて3か年で9か所を当初は直営で事業実施を行い、その上で地元に運営移管をはかる。そのために、人材育成のための研修等を実施する。 |
団体名 | SJW 「日本のくらしによりそう会」 |
活動対象地域 | 福島県いわき市 |
事業名 | いわき市及び周辺地域のフリースクールの立ち上げ |
事業概要 | 福島第一原発事故による影響もあり、いわき市内で家庭内やコミュニティ内においても軋轢や分断が今も大きな課題であるが外国にルーツを持つ子どもや世帯においてはより強くしわ寄せがいく。
そこで、日本人を含めていわき市や双葉郡周辺に住んでいる外国にルーツを持つ子どもたちを対象にフリースクール事業を行う。 |